【大麦若葉の便通改善作用】大麦若葉に関する研究のひとつとして、便通改善作用を解明するために、大麦若葉搾汁粉末を使った試験を行いました。※東京家政学院大学との共同研究です。

この試験では、被験者67名を対象に、食物繊維をほとんど含まない大麦若葉搾汁液を基に、
食物繊維を配合した大麦若葉搾汁粉末(大麦若葉エキス末A)と
食物繊維を配合していない大麦若葉搾汁粉末(大麦若葉エキス末B)の2種類を用意し
被験者にこれら2種類の大麦若葉エキス末が便通改善作用を示すのかを試験しました。

便通改善作用は、排便の回数(1週間の平均値)・便性状の2点を指標としました。

図1 無作為に被験者番号をつけ、
奇数番号はⅠ群、偶数番号はⅡ群としました。
大麦若葉エキス末A・大麦若葉エキス末B 図2

(試験担当者、被験者にはどちらに食物繊維を配合したか伝えていません。)

平均排便回数の変化

図3

上の図に示した通り、まず、排便回数に関しては、
大麦若葉エキス末を飲用することで、非摂取期と比較して回数が増えることが分かりました。
排便日数の多いグループでは統計学的に差はみられませんでしたが、
排便日数の少ないグループでは統計学的に有意な差が認められました。
また、食物繊維との関係においては、排便日数が少ないグループ・多いグループとも
大麦若葉エキス末Aと大麦若葉エキス末Bに排便回数の差は、
ほとんどない事が分かると思います。

便性状の変化

図4

便の性状を“カチカチ状”“バナナ状”“半練状”“泥状”“水状”の
5つの指標に分けて評価しました。
排便日数の多いグループでは変化はみられませんでしたが、排便日数の少ないグループでは、
大麦若葉エキス末を飲用することで“カチカチ状”の便の構成比が統計学的に有意に減少し、
改善されることが認められました。統計学的に有意な差は認められませんでしたが、
バナナ状の便の構成比が増える傾向にありました。
また食物繊維との関係においては、大麦若葉エキス末Aと大麦若葉エキス末Bに便性状に関して
差はありませんでした。

まとめ

大麦若葉エキス末を飲用する事により、
排便日数の多いグループでは変化は認められませんでしたが、
排便日数の少ないグループでは、排便の回数・便の性状に改善作用があることが分かりました。

また、食物繊維を配合した「大麦若葉エキス末A」と配合していない「大麦若葉エキス末B」では
どちらにも便通改善作用を確認することができました。

これらの結果は


この2点が科学的に示唆されたものと私たちは理解しております。
私たちは、これからもこのような研究成果をレポートしていきます。
今後の私どものグリーンサイエンスへの取組みにどうぞご期待下さい。

※第60回日本栄養改善学会学術総会にて発表